会長の直前オシ

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注目!特別講演

 

今回、医療安全から医療の質、がんのゲノム解析、免疫学、制癌剤、そして人生の成功を手に入れるには、について過去を振り返りそして未来に繋がる講演を一流の講師の先生方にお願いしました。参加者の皆様にはぜひご参加いただきたく、少しご紹介したいと思います。

特別講演1 は上田裕一先生にお願いいたしました。上田裕一先生は群馬大学医学部附属病院医療事故調査委員会の報告書を委員長としてまとめられました。その報告書はわが国の医療安全の領域で画期的なものでした。多様化・複雑化・高度化していく医療の質をどう評価すべきか、そしてその評価をどう質の向上に反映していくのか?明日の医療には避けて通れない大切な命題に関するお話が拝聴できるものと楽しみにしています。

特別講演2 は柴田龍弘先生にお願いいたしました。柴田先生はがんの全ゲノム解析のトップランナーのお一人です。がんの遺伝子パネル検査やリキッド・バイオプシーが実臨床に応用される今、全ゲノム解析の最新の成果や全ゲノム解析のもたらす更なる可能性についてご講演をいただきます。

特別講演3 の演者は坂口志文先生でいらっしゃいます。坂口先生は生体の中で免疫抑制に働く制御性T細胞の存在を世界で始めて証明されました。現在、実臨床の中ですでに免疫チェックポイント阻害剤が応用され、素晴らしい成果を上げていますが未だ不応の症例もあります。制御性T細胞の研究に基づく包括的な腫瘍免疫の理解は新たな免疫療法への展開に繋がるものと期待しています。

特別講演4 は髙田明様です。髙田様は長崎県平戸市の小さなカメラ屋から出発して、テレビショッピングという新たな業態に挑戦され、一代で年商2000億を超えるジャパネットたかたを創立されました。その成功の秘密は何でしょうか?

特別講演5 は前原喜彦先生にお願いしております。今回前原喜彦先生にご紹介いただくのは藤井節郎先生の業績とともに世界をリードするフッ化ピリミジン系抗がん剤の開発・研究の足跡と展望です。藤井節郎先生はわが国独自で開発されたフッ化ピリミジン系抗がん剤の生みの親ともいえる先生です。私の恩師前原喜彦先生は、ご自身の大学院生時代に藤井節郎先生の薫陶を受けられました。フッ化ピリミジン系抗がん剤の開発の歴史から、前原喜彦先生にしか語れない藤井節郎先生、フッ化ピリミジン系抗がん剤の開発にまつわる様々なエピソードを拝聴できるものと楽しみにしております。