演題登録

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公募演題の募集を締切ました。
多くのご登録をいただき、ありがとうございました。

第60回学術集会演題登録にあたっては、以下の内容をご確認の上、ご応募いただきますようお願い申し上げます。

 

【重要なお知らせ】
下記の「演題応募時の倫理的手続き確認のご案内」にございますフローチャートより、研究内容がどのカテゴリーに分類されるかをご開示ください。
またあわせて倫理審査委員会承認の有無(承認あり/申請不要)についても開示いただきます。詳細は「演題応募時の倫理的手続き確認のご案内」へ掲載しておりますのでご確認ください。尚、今回(60回学術集会)より「申請中」の選択肢はございませんのでご注意ください。

 

演題募集期間

 

2022 年 1月 27日(木)~ 4月 21日(木)正午 5月17日(火) 正午 ※締切ました

 

指定演題:演題登録期間につきましては個別にご案内いたします

 

 

募集カテゴリー/使用言語・発表形式

セッションカテゴリー別の使用言語は以下の通りです。

  抄録執筆 発表スライド 発表言語
上級演題 医師 英語 英語 英語または日本語
メディカルスタッフ 英語または日本語 英語または日本語 英語または日本語
一般演題 医師 英語 英語 英語または日本語
メディカルスタッフ 英語または日本語 英語または日本語 英語または日本語

 

公募演題発表形式

下記セッションにて演題を募集いたします。奮ってご応募ください。
  1. 上級演題
    • PCプレゼンテーションでの口演形式の発表です。
    • 上級演題不採択の場合、一般演題での採用希望有無について選択してください。
    • 最終的な採用セッションについては、会長、プログラム委員に一任させていただきます。
    臓器別ワークショップ【公募・一部指定】
    領域横断的ワークショップ【公募・一部指定】
  2. 一般演題
    • 口演:PCプレゼンテーションでの口演形式の発表です。
    • ポスター:59回に引き続きポスターパネル発表時の密集を避けるため、ポスターセッションについてはeポスターでの発表を予定しております。発表スライドデータを事前にご提出いただく等ご不便をお掛けする場合がございますが、ご理解のほどお願いいたします。詳細については、後日ご案内いたします。
    • 採用セッション(口演またはポスター)については、会長、プログラム委員に一任させていただきます。

 

演題応募資格

  • 筆頭演者は日本癌治療学会の会員に限ります。
    ただし会長により招請された方、また、海外からの応募者、医師・歯科医師以外のメディカルスタッフ、学生の方は、この限りではありませんので 非会員の方もご登録可能です。
  • 演題登録者は筆頭演者としてください。

 

※日本癌治療学会入会のご案内

学会への入会手続きについては、日本癌治療学会のホームページをご参照ください。

お問合せ先: 日本癌治療学会 事務局
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル2階
TEL:03-5542-0546
E-mail:

 

演題応募方法

演題応募はすべて演題登録システムによるオンライン登録です。オンライン登録画面からご登録下さい。応募締切直前の3~4日間は、回線が大変混み合うことが予想されますので、早めにご登録ください。

※ 演題登録システムについて
第52回学術集会から独自の演題登録システム(公募・指定共対象)を導入いたしました。本システムでは、演題登録時に、本学会会員認証により会員専用ページ myがんちのデータを用いて会員情報等を自動取得します。これにより、演題登録時の会員の先生方の入力作業負担を軽減いたします。
会員の先生方には、予めmyがんちログイン情報をご確認くださいますよう、また、必要に応じ、登録情報をご更新いただきますよう、お願いいたします。

 

演題登録の流れ

1)会員の場合(正会員、入会申請中の方)

 

公募演題・指定演題 共通
手順① 本ページ下部の「オンライン演題投稿システム」ボタンをクリックし、オンライン演題投稿システムを開いてください。
手順② 会員専用ページ「myがんち」で使用している、会員番号(5桁)、ログインID、パスワードを入力してログインしてください。
※入会申請中の方は、会員番号欄に仮ID (TMP+5桁)を入力してください。
手順③ 次のページから、個人情報の確認、演題の登録等を行ってください。
初回演題登録時に「職種」のご登録が必要です。
初回登録後以降の職種の登録修正はできませんので、
お間違いのないようご登録ください。
手順④ 演題登録が完了すると、登録完了画面が表示され、ご登録いただいたE-mailアドレス宛に「演題登録完了のご連絡」が送信されます。30分経過しても登録完了Eメールが届かない場合には、運営事務局(jsco2022-ab@congre.co.jp)までご連絡ください。
※「myがんち」で使用しているログインID、パスワードをお忘れの方は、こちらへ。

 

2)非会員の場合 (医師・歯科医師以外)

 

公募演題の場合
手順① 本ページ下部の「オンライン演題投稿システム」ボタンをクリックし、オンライン演題投稿システムを開いてください。
手順② オンライン演題投稿システムのトップ画面下部の「非会員の方」枠内の「非会員用筆頭演者登録」をクリックし、登録画面を開いてください。
手順③ 「アカウントの作成」ページから、個人情報の登録を行ってください。
手順④ 登録が完了すると、登録完了画面が表示され、発行された 1)演題登録用ID、2)ログインID、3)パスワードが表示されます。またご登録いただいたE-mailアドレス宛に「アカウント登録完了のご連絡」が送信されます。登録完了Eメールが届かない場合には、運営事務局(jsco2022-ab@congre.co.jp)までご連絡ください。
手順⑤ 上記手順④の登録完了画面下部の「トップへ」ボタンをクリックすると、またはトップ画面から発行されたID等でログインすると、個人情報の確認、演題の登録を行えます。
初回演題登録時に「職種」のご登録が必要です。
初回登録後以降の職種の登録修正はできませんので、
お間違いのないようご登録ください。
手順⑥ 演題登録が完了すると、登録完了画面が表示され、ご登録いただいたE-mailアドレス宛に「演題登録完了のご連絡」が送信されます。30分経過しても登録完了Eメールが届かない場合には、運営事務局(jsco2022-ab@congre.co.jp)までご連絡ください。
※ セキュリティの関係からパスワードのお問い合わせには応じることができません。

 

指定演題の場合
手順① 運営事務局からの「抄録ご執筆のお願い」メールに記載されているURLにアクセスの上、会員専用ページ「myがんち」で使用している5桁の会員番号(会員の方) または メールに記載されている6桁の演題登録用ID(非会員の方)、ログインID、パスワードを入力してログインしてください。
手順② 次のページから、個人情報の確認後、画面下方にあります「指定演題」セクションにてご略歴をご登録いただき、「指定演題投稿」ボタンから演題をご登録ください。
手順③ 演題登録が完了すると、登録完了画面が表示され、ご登録いただいたE-mailアドレス宛に「演題登録完了のご連絡」が送信されます。30分経過しても登録完了Eメールが届かない場合には、運営事務局(jsco2022-ab@congre.co.jp)までご連絡ください。

 

演題登録上の注意点

  • 登録画面上で「*」のある項目は必須入力項目です。データが入力されていないと次の画面に進めませんのでご注意ください。
  • 利益相反の開示、個人情報の取扱い、演題応募承諾、著作権について回答してください。
  • 制限数
  一般演題(医師・医師以外)
全演者数
(筆頭演者+共著者)
最大15名
演者所属機関数 最大15機関
演題名 日本語 全角40文字
英語 半角200文字 (約28ワード)
※スペース含む
抄録本文 英語 半角2000文字 (約290ワード)
※スペース含む
または
日本語 全角1000文字
発表言語 英語 または 日本語

 

利益相反規定(Conflict of Interest)の開示について

本学会の学術集会で発表・講演を行う者は、演題応募から過去3年間における筆頭演者の利益相反状態の有無を登録していただきます。(共同演者のものは開示不要)
利益相反状態の詳しい説明につきましては、演題登録画面をご参照いただき、該当する利益相反の有無を必ずチェックしてください。この利益相反状態は、学術集会発表時にスライドの最後に開示していただくこととなります。

詳細はこちら>> 発表時の利益相反の開示

 

倫理的手続き確認について

応募演題の倫理的手続きについての開示をお願いいたします。
下図フローチャートにより研究内容がいずれのカテゴリーに分類されるか、ご確認のうえご登録ください。また、倫理審査委員会承認の有無(承認あり/申請不要)についてもあわせてご確認ください。
今回から「申請中」の選択はございませんのでご注意ください。

フローチャート、カテゴリー 

 

演題カテゴリー

上級演題カテゴリー  をクリックすると、セッション概要が表示されます。
臓器別ワークショップ(公募・一部指定)
01) 臓器別ワークショップ 01: 食道がん集学的治療におけるチーム医療の実践とこれから
食道がんでは、内視鏡治療技術、放射線治療や化学療法の進歩に加え、免疫療法の導入など、手術を主軸とした集学的治療の発展により予後の改善が期待される。一方で低侵襲化を目指した胸腔鏡手術やロボット手術の普及にも関わらず、食道がん手術術後合併症の発生は根絶されたとは言い難い。術前からの歯科の介入や栄養管理、術後の呼吸器リハビリや体幹のリハビリが術後合併症の発生を低減し、入院期間の短縮、早期社会復帰につながることなどが報告され、多職種連携の重要性が指摘されている。また、免疫療法においては安全な施行のために横断的なチームの関わりの重要性が報告されている。本ワークショップでは内科、外科、放射線科、歯科、理学療法士や栄養士などを含めた多職種のチームの食道がん治療への関わり方やその成果を発表していただき、現状と今後の展開について議論していただきたい。
02) 臓器別ワークショップ 02: 胃がんに対するConversion Therapyの適応と成績
治癒切除不能進行胃がんに対するConversion therapyに関する治療成績の解析により、R0切除が可能であれば比較的良好な予後が得られることが示されてきた。また、従来の化学療法に加え、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的治療薬との併用療法による治療成績の向上から、Conversion therapyの適応が拡大されることが予測される。一方、切除のメリットが乏しいと考えられるConversion therapy後の早期再発例が存在するのも事実である。症例毎に背景因子や転移様式は様々であり、症例選択や切除範囲、リンパ節郭清範囲、術後治療などのevidenceに乏しいのが現状である。本ワークショップでは、治癒切除不能進行・再発胃がんに対するConversion therapyについて各施設における治療戦略と成績を示していただき、更なるConversion therapyの成績向上に向けた議論を期待する。
03) 臓器別ワークショップ 03: 食道胃接合部がんの集学的治療のこれから
食道胃接合部がんは近年わが国においても増加傾向であり、その臨床的な重要性は増している。食道外科・胃外科の境界領域に存在する特殊性から手術の標準化が遅れていたが、近年切除範囲及びリンパ節郭清範囲を食道浸潤長により決定する方針が示された。薬物療法や放射線療法による周術期治療の有効性が報告されてきており、手術の標準化によって集学的治療の効果が今後明確化し、治療成績が向上することが期待される。本セッションでは、各施設による食道胃接合部がんに対する集学的治療の戦略とその治療成績について提示していただきたい。また、周術期治療の現状や外科的アプローチ法、切除・郭清範囲、再建法などにつき食道外科/胃外科それぞれの立場から幅広く議論し、今後の展望についても示していただきたい。
04) 臓器別ワークショップ 04: 高齢者に対する大腸がん治療の個別化を考える
日本は世界でもまれにみる高齢者社会であり、日本人のがん罹患数で第一位となった大腸がん患者の高齢化は著しい。高齢者にみられるサルコペニアやフレイルの存在が術後合併症や長期予後に影響するとの報告もある。実臨床においては、老化による身体機能の低下や併存疾患の存在のため、その手術適応・術式選択や薬物療法のレジメンについて治療リスクや侵襲の軽減を考慮した症例ごとの治療選択が行われていると考えられる。本ワークショップでは、高齢者に対する手術適応や術式選択、副作用軽減を加味した薬剤選択や用量調整など、標準治療を一律に適応することが難しい高齢者大腸がん治療において、臨床現場での様々な問題点を論じていただき、高齢患者に対する治療の個別化について検討していただきたい。
05) 臓器別ワークショップ 05: 進行直腸がんの新しい治療戦略 -術前治療と手術適応-
進行直腸がんの治療は欧米では術前化学放射線療法(CRT)が標準であり、最近は生命予後改善を目指して全身化学療法を組み合わせたTotal Neoadjuvant Therapy(TNT)の報告がなされ、多くの臨床試験が進行中である。本邦では側方郭清を加味した根治切除が標準であり、術前CRTを行う施設は増えたがエビデンスはいまだ乏しい。また術前治療で臨床的完全奏功(cCR)が得られた症例に対するWatch&Wait戦略も提唱され、その安全性や適応が検討されている。このセッションでは、進行直腸がんに対する最も効果的な術前治療は何か、その適応はどう判断するか、手術回避の判断ポイントは何かといった分岐点について各施設の治療戦略や成績を報告していただき、進行直腸がんに対する新たな治療戦略の展望について討論していただきたい。
06) 臓器別ワークショップ 06: 大腸がんの補助化学療法を再考する
Stage IIIの大腸がんは術後補助化学療法が標準治療とされ、過去の臨床試験結果から推奨されるレジメンや投与期間がガイドラインに示されているが、最近はIDEA試験の結果などから投与期間や投与薬剤についての推奨が変化してきている。またハイリスクStage IIの大腸がんも一部には補助化学療法が推奨されているが、欧米で示されてきたハイリスク因子以外にも予後に影響を与える病理学的因子の報告がなされるなど、ハイリスクの定義は確立していない。再発治療に比べエビデンスが少なく治療選択の標準化が模索されている術後補助化学療法について、投与期間や薬剤選択、ハイリスク対象者(適応)の選択などの現状と成績をご報告いただき、改めて補助化学療法について考える機会としたい。
07) 臓器別ワークショップ 07: 進行再発大腸がんに対する効果的な外科治療介入を考える
異時性・同時性を問わず、遠隔転移を有する大腸がんに対しては切除可能であれば切除を検討すべきとされている。しかしながら、施設によって切除可能の基準が異なるため、切除適応における施設間の差が存在しうる。また、切除後に早期再発し、結果として外科的治療介入の意義が乏しいと感じられる症例も少なくない。さらに、近年の薬物療法後の生存期間が改善する中で、大きな侵襲を伴いQOLを損ねる可能性もある外科治療の介入の適応、タイミングやそのあり方について検討の余地があるのではないか。切除を選択しない場合の代替治療や切除前後の補助化学療法は行うべきかなど、より効果的な外科的治療を行うための各施設の治療戦略やその成績を外科のみならず薬物療法の専門医からも提示いただき、多角的な視点から効果的な外科切除について討論をしていただきたい。
08) 臓器別ワークショップ 08: 進行肝細胞がんに対する新しい治療戦略と集学的治療の明日
近年肝細胞がんに有効な4つの分子標的薬に加え、あらたに複合免疫療法も保険承認され進行肝がんに対する治療選択は増え、治療成績の向上が期待されている。進行肝がんを薬物療法でdownstagingしてから外科切除に持ち込むConversion症例も徐々に経験されるようになった。一方膵がんのように肝細胞がんを切除可能、切除境界、切除不能に分類することによって治療法の選択を行う方向性も検討されている。本ワークショップではこのような背景に基づき、今後の進行肝がんに対する治療戦略と期待される治療効果について議論したい。
09) 臓器別ワークショップ 09: 膵がんの治療成績は向上したか?
手術・化学療法・放射線療法の進歩、およびこれらによる集学的治療による膵がんの治療成績の改善が報告されている。また、膵がんを切除可能、切除境界、切除不能に分類することによる治療戦略の構築や術前・後の化学療法の影響など、近年膵がんの治療は体系化され、エビデンスに基づく診療が導入されてきた。しかしながら、リアルワールドにおける膵がん患者全体からみた治療成績の改善に関しては、いまだ不明な点が多い。切除不能症例の予後改善や切除率の向上は見られるのか?あるいは術前後の化学療法による切除成績の向上など、各施設におけるデータをお示しいただき、膵がんの真の治療成績が向上したのかを探っていただきたい。
10) 臓器別ワークショップ 10: 膵・胆道がんの長期生存の要件
膵・胆道がんはその悪性度の高さから新規療法の導入にも関わらず、いまだ難治がんの範疇を出ていない。一方で少数例ではあるものの、膵・胆道がんの長期生存例の報告も見られるようになってきた。これらのデータを解析し、さらに多くの長期生存を得るにはどのような条件が必要なのか?を探っていただきたい。膵臓と胆道との臓器別、胆道の部位別においても、がんのキャラクターは様々であり、各臓器・部位ごとの特徴を明らかにできる場としたい。術前後の化学療法の影響などを含め、その結果から今後の新たに改善すべき点や治療法を提示できるようなセッションとなることを期待する。
11) 臓器別ワークショップ 11: 高齢化社会における膵がんに対する治療戦略 -短期・長期成績を含めてー
術前・術後化学療法のエビデンスや手術成績の向上およびそれらによる集学的治療によって、膵がんの治療成績は改善しつつある。一方、近年、日本の高齢化は著しく、膵がん患者においても例外ではない。高齢者における耐術能の低下、術後QOLの低下、術後補助療法完遂率の低下といった、治療モダリティーを高齢患者が享受することが難しい場合も多く経験する。本セッションでは膵がん診療において、各施設の高齢者膵がんの治療成績や、患者評価法、治療への工夫などを提示していただき、高齢化社会における膵がん診療のあり方を探っていただきたい。
12) 臓器別ワークショップ 12: 肝胆膵がんに対する高難度腹腔鏡・ロボット支援手術の定型化と工夫
肝胆膵領域における腹腔鏡、ロボット支援手術は、区域・葉切除など解剖学的肝切除や、膵がんに対する膵体尾部切除、そして膵頭十二指腸切除など高難度な術式が多くの施設で行われるようになってきた。しかしながら、全ての術式が広く普及し定型化されたとは言い難い。今後これらの術式がさらに普及するためには、安全なステップを経た術式導入や普遍的な手技による定型化が肝要と考えられる。各施設での術式導入の課程や定型化とその工夫について議論していただきたい。
13) 臓器別ワークショップ 13: 間質性肺炎合併肺がんに対する治療戦略
間質性肺炎、なかでも特発性肺線維症には高率に肺がんを合併することが知られており、肺がん診療において間質性肺炎は避け難い併存症である。一方で、間質性肺炎は、手術、放射線、化学療法のいずれのmodalityによっても急性増悪から治療関連死に直結することがあり、間質性肺炎自体が予後不良な疾患でもあるため、間質性肺炎合併肺がんに対する治療自体を回避せざるを得ないこともある。だが、手術においては縮小手術の発展が、放射線治療においては定位照射や粒子線治療などといった照射野の縮小により、治療の恩恵を受けることができる患者が増えていることも事実であろう。さらには抗線維化薬治療により、間質性肺炎合併症例においても、より積極的な治療が検討されるようになってきた。間質性肺炎合併肺がんに対する手術、放射線治療などの工夫や治療の管理、がん薬物療法の最新の治療、risk-benefitの評価と適切な治療対象群の選定、集学的治療の可能性等につき、ご討議いただきたい。
14) 臓器別ワークショップ 14: 肺がん治療の薬物療法最前線 -免疫治療と分子標的治療-
肺がん領域では従来の殺細胞性抗がん剤に加え、この10年で免疫チェックポイント阻害薬や多様な分子標的薬が導入され、多くの新規治療薬が登場した。分子標的治療ではEGFRを皮切りにALK/ROS1/BRAF/MET/NTRKなどのドライバー遺伝子変異・転座を標的とした治療が登場し、PD-1/PD-L1阻害薬も日常臨床に組み込まれて久しい。また、これらの分子標的薬・免疫チェックポイント阻害剤についても、殺細胞性抗がん剤を含めた他剤との組み合わせにより、相乗効果を認めるものもある。治療薬の目覚ましい進歩に伴い、診療ガイドラインも毎年改訂され、各治療薬が臨床の現場でも利用可能となっている。本シンポジウムでは肺がんの薬物治療に関する最新の知見に関して、現在のベストプラクティスを紹介・議論いただきたい。
15) 臓器別ワークショップ 15: 肺がんに対する肺区域切除の短期・長期成績
本邦発の小型肺がんに対する多施設共同ランダム化比較試験であるJCOG0802/WJOG4607Lの結果が明らかとなり、2cm以下の小型肺がんにおいては肺区域切除群のOSが肺葉切除のそれを有意に上回るという結果が得られ、小型早期肺がんに対する積極的縮小手術が長期的にも容認される可能性が示された。また、実臨床では低肺機能や年齢から、消極的縮小手術として肺区域切除術を選択される症例も増加している。このような消極的縮小手術は、高齢化の進行する本邦では、今後、更に増加することが予想される。一方で、本研究では、区域切除術の残存肺機能温存効果に関しては期待ほどではない可能性が示唆された。その理由として区域切除群にはその局在や切除範囲、区域切離の方法など様々な症例を含んでいることが推察され、その術式に関しては改良の余地があるものと考えられる。そこで、積極的・消極的肺区域切除について、手術方法の詳細と短期/長期成績を明らかにし、実臨床における周術期合併症予防から局所再発を減らす手術手技など、各施設での工夫についても、広く議論いただきたい。
16) 臓器別ワークショップ 16: 高齢者肺がんに対する治療戦略
高齢者肺がんの治療は、患者の平均余命と疾患治療により期待される予後延長を照らし合わせて行われている。高齢者が増加し続けている現在、高齢者肺がんの手術・放射線・化学療法におけるリスク評価及び患者選択を再考する必要がある。近年は健康寿命の延長に伴い、健康な高齢者の割合が増えている一方で、高齢者ではPSや肺機能、心機能など一般的な評価が良好であっても臓器機能に余力がなく、治療後に予期できない合併症を発症する割合も高い。さらには、今後も医療費増大が予想される中、費用対効果についても検討する必要があるだろう。合併症の少ない治療を遂行するための各施設の治療選択、周術期管理、リハビリテーション等の工夫を発表・議論して頂き、より質の高い医療の提供を目指したい。
17) 臓器別ワークショップ 17: HBOC診療の課題とこれから
2020年4月に遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に対する診療の一部が保険収載され、HBOC診療は日常診療として行われるようになってきている。遺伝カウンセリングや遺伝子検査の実施、BRCA病的バリアントを保持する原発性乳がん患者・卵巣がん患者に対する診療や、BRCA病的バリアント保持者に対する乳がん・卵巣がんの検診・サーベイランスなど課題は山積しており、乳腺外科、産婦人科、遺伝診療部など多診療科での連携が求められている。HBOC診療における各施設の取り組みや課題と今後の展望について議論をお願いする。
18) 臓器別ワークショップ 18: 乳がん手術におけるパラダイムシフト -EscalationとDe-escalation-
近年乳がん手術は縮小する方向に向かってきた。早期乳がんに対しては胸筋温存、乳房温存が一般的であり、腋窩リンパ節に関してもセンチネルリンパ節生検が標準治療となっている。現在はセンチネルリンパ節転移陽性例でも条件を満たせば郭清省略が検討される。さらに、低悪性度の非浸潤性乳管がんや、術前薬物療法により完全奏効が得られた症例における手術省略の臨床試験などが進行中である。逆に、転移を有するStageⅣ乳がんに対する原発巣切除の意義や、オリゴメタに対する局所治療の意義など、 手術・治療の追加を検討するような試験も進んでいる。本セッションでは、乳がんに対する手術療法のescalation, de-escalationについて議論したい。
19) 臓器別ワークショップ 19: HER2陽性乳がんに対する治療戦略
HER2を標的とする抗HER2薬は、HER2陽性乳がんの治療を大きく変えた。モノクローナル抗体、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI),抗体薬物複合体(ADC)など様々な薬剤が開発されてきている。早期乳がんにおいては、dual-HER2 blockadeや、術前化学療法において浸潤がんが遺残した場合はT-DM1を追加するなどescalationが進んでいる一方で、de-escalationについても議論されている。進行・再発乳がんにおいても効果の高い新規薬剤の登場により、治療法の選択や順序が議論されるところである。本ワークショップではHER2陽性乳がんに対する治療法の現状から現時点でのベストプラクティスを明らかにし、その展望について議論をいただきたい。
20) 臓器別ワークショップ 20: 分子標的薬時代の甲状腺がん診療
分子標的治療の導入により、進行甲状腺がんに対して集学的治療が考慮される時代となってきた。進行甲状腺がんにおいては手術療法が中心であったが、放射性ヨウ素治療に加え、分子標的薬が使用可能となり、集学的な治療が行われるようになってきている。進行甲状腺がんに対し、分子標的薬、外科治療をどのような位置付けで考えるか、どのような戦略で治療を行うのか、現状と展望について発表していただく。
21) 臓器別ワークショップ 24: 個別化を踏まえた卵巣がんに対する包括的治療戦略
卵巣がんに対する薬物療法は血管新生阻害薬、PARP阻害剤が一般化し、免疫チェックポイント阻害剤については臨床試験が進んでいる。近年はコンパニオン診断ツールが実装され、バイオマーカーによる医療の個別化、効率化が導入されましたが、治療戦略を複雑化する要因ともなっている。進行症例に対する手術療法についてはR0を目指したAggressive surgeryの有用性や、リンパ節腫大がない場合の系統的郭清の意義が示され、ガイドラインにも反映されている。さらに審査腹腔鏡によるPDS達成の判断、薬物療法導入前の組織採取に関する動きも活性化している。薬物療法、手術療法はともに変革期を迎えている。これらの治療はリンクしており、適切な個別化には両者を統合した治療戦略が求められる。本セッションでは薬物療法と手術療法を包括的に捉え、今後の展開を整理することを目指せればと、企画した。
22) 臓器別ワークショップ 25: 令和における子宮悪性腫瘍手術の低侵襲化とその課題
子宮悪性腫瘍に対するMinimally invasive surgery (MIS)は2014年の早期子宮体がんに対する腹腔鏡下骨盤リンパ節郭清術を皮切りに、2021年までに早期子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術、早期子宮体がんに対するロボット支援下手術、腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術が保険収載された。LAP 2 trialによるポジティブな報告から始まり、LACC trialによるネガティブな報告が衝撃を与え、子宮体がんに対するMISは拡大傾向を認めるのに対し、子宮頸がんについては慎重な症例選択を余儀なくされている。さらにロボット支援下手術も急速に広まっている。保険診療としての子宮悪性腫瘍に対するMISの開始から約8年が経過したわが国において、いまだ変遷の途上ではあるが令和時代の主流となる術式とその課題について、若手医師の意見も交え展望する。
23) 臓器別ワークショップ 26: HPVワクチンの現在と今後
子宮頸がんに対するHPVワクチン接種の積極的勧奨の再開が決定し、接種を受けなかった世代に対してはキャッチアップ接種の準備が進められている。さらに4価ワクチンの男性への適応拡大や9価ワクチンの登場などHPVワクチンの活用する場面が増えており、社会全体がHPVワクチンの恩恵を享受できるようになることが期待されている。一方でワクチンに対する懸念の発信は依然継続しており、HPVワクチンを社会全体に浸透させるためには医療者、行政・教育・マスコミが協調し、社会全体でワクチン接種に対するコンセンサスを熟成していくことが望まれている。HPVワクチンの有効性と副反応の最新の知見を整理し、医療者から被接種者への情報提供のあり方、副反応への対応などを多角的に議論することを通じて、HPVワクチン接種についてがん治療医が非接種者や社会に対してどのように働きかけられるかを考察する機会にできればと考え、本セッションを企画した。
24) 臓器別ワークショップ 27: 進行性腎がんに対する免疫チェックポイント阻害剤・分子標的薬のシークエンス
進行性腎がんに対する薬物療法の進歩は著しく、ソラフェニブ、スニチニブ、パゾパニブ、アキシチニブ、カボザンチニブといった分子標的薬、およびニボルマブ、ペンブロリズマブ、アベルマブ、イピリムマブといった免疫チェックポイント阻害薬が使用されている。リスク分類別の治療体系の中で、どの薬剤(コンビネーション)を選択するか、2次治療をどうするか、また、近い将来本邦でも使用可能となる新規薬剤も期待されている。このような状況下で、本邦の腎がん治療のエキスパートによる多面的な議論は会員に有益な情報を与えると考える。
25) 臓器別ワークショップ 28: 進行性膀胱がんに対する薬物療法の最適化
筋層浸潤性膀胱がんに対する集学的治療として、手術および周術期の薬物療法の果たす役割は重要となる。プラチナベースの術前化学療法の有用性が報告されており、集学的治療における薬物療法の位置づけと実際の効果をまとめることを一つ目のテーマと考えた。一方、転移性膀胱がんに対する薬物療法は従来M-VACやGC・GCarbo療法といったプラチナベースの全身化学療法に限られてきたが、近年免疫チェックポイント阻害薬であるペンブロリズマブやアベルマブが使用可能となった。それぞれ化学療法後の再発および維持療法として使用されるが、経験豊富な施設から、実臨床での使用状況、抗腫瘍効果や課題についてまとめることを2つ目のテーマとした。また新規薬剤として抗Nectin-4抗体微小管阻害薬複合体が上市され、化学療法・免疫チェックポイント阻害剤後の増悪症例に対する治療選択肢も広がり、さらにFGFR阻害剤の開発も進んでおり、こうした新規治療の可能性についても議論する価値があると考えられる。
26) 臓器別ワークショップ 29: 進行性前立腺がんに対するPrecision Medicineの現状と課題について
進行性前立腺がんに対する治療は、新規ホルモン、タキサン系抗がん薬を中心に選択肢が広がってきた。2021年からBRCA遺伝子の病的変異陽性例にオラパリブが保険適応となり、前立腺がん治療にもプレシジョンメディシン、ゲノム医療が導入された。2022年の癌治療学会開催時には1年半が経過しており、初期の現状と課題が見えてくる時期となる。診断面ではコンパニオン診断の手段や時期の問題があり、病理・泌尿器科の両面からの現状解析が重要と考える。実際にオラパリブによる治療に至った症例の反応性と予後の報告も実臨床の場では有用な情報を与える。また、BRCA遺伝子変異とHBOCの関係は避けて通ることができず、カウンセリングの点も触れたい事項である。さらに、現在開発中の薬剤の展望について触れることも今後のこの分野への情報提供として有用と考える。
27) 臓器別ワークショップ 30: 前立腺がん -リスク別・進行期別治療のトピックス-
前立腺がんの治療は多岐にわたる。低リスク症例に対する監視療法の意義は今後さらの重要性を増す。またfocal therapyも正確な腫瘍局在診断と合わせて今後の発展が期待される分野である。手術療法は限局性病期症例の中核をなす治療であるが、近年は局所進行がんにおいても、ロボット支援手術の普及により広まってきている。放射線治療も多くのモダリティーが使用可能である。さらに、進行性前立腺がんに対する薬物療法の進歩も著しく新薬の開発も続いている。こうした状況からリスク別・進行期別の治療体系の進歩から、各演者の選定するトピックスを議論する。セッションは今後のunmet needsを展望する上でも意義のあることと考える。
28) 臓器別ワークショップ 31: 筋層非浸潤膀胱がんの診断から治療 -オーバービューから最新のトピックス-
筋層非浸潤膀胱がんは膀胱がん全体の約7割を占め、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)が一般的な治療法である。筋層非浸潤膀胱がんには、通常組織と見極めが難しい上皮内がんのタイプや、膀胱内多発をきたすタイプ、あるいは悪性度が高く転移を起こすタイプもあるため、それぞれの症例でリスクを考慮した治療戦略が必要である。本ワークショップでは、筋層非浸潤性膀胱のがん診断から治療のupdateならびに最新技術の成果などをふくめて議論する機会としたい。
29) 臓器別ワークショップ 32: 白血病治療の新展開 -分子・免疫・細胞治療-
造血器腫瘍白血病領域の治療は、慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害薬に代表される分子標的薬の登場から状況が一変している。ゲノム研究を代表とする白血病の詳細な解析によって次々に治療標的となる分子候補が同定され、新薬の開発へと繋がっている。以前、骨髄移植と呼ばれていた同種造血幹細胞移植では、移植後にみられる同種免疫反応が強力な抗腫瘍効果を持つことから、移植は細胞療法であると同時に免疫療法でもある。この分野では新たに、患者T細胞に人工的なT細胞受容体を導入し免疫抗腫瘍細胞をex vivoで作り上げたCAR-T療法、体内のT細胞と白血病細胞を近接させ自身のT細胞を活性化させる二重特異性T細胞誘導薬などが次々と登場してきている。本ワークショップでは、こうした白血病治療についてそれぞれの白血病および移植の観点からエキスパートが発表し、化学療法の進歩とともにその新展開を明らかにする。
30) 臓器別ワークショップ 33: 骨髄腫の病態解明と治療の新展開 -分子・免疫・細胞治療-
多発性骨髄腫は免疫細胞のうち抗体産生を行う形質細胞ががん化した血液腫瘍である。骨破壊や腎障害、造血障害を惹起し、死をもたらす。種々の化学療法に抵抗性を示し現代の医療でも根治不能である。1990年までは生存期間中央値は3年であったが、2000年代以降その生存期間中央値は延長、現在7年に達した。予後の改善は、プロテアソーム阻害薬や免疫調整薬(セレブロン作動薬)など様々な分子標的治療薬、抗CD38抗体や抗SLAMF7抗体などの抗体医薬の開発に負っている。最近さらにBCMAやGPRC5Dなどの新たな標的抗原の探索も進み、これを標的としたCD3との二重特異抗体や、遺伝子改変技術を利用しCAR(Chimeric Antigen Receptor)-T治療など抗腫瘍免疫を利用する細胞療法の開発も進められ、今後さらなる予後の改善が期待されている。本セッションではこれらの治療薬による骨髄腫治療の進歩を提示する。
31) 臓器別ワークショップ 34: 転移性脳腫瘍に対する原発臓器による治療戦略
転移性脳腫瘍は患者のQOLに直結するため、他の転移巣と分けて治療方針を考えられることも多く、その病勢制御は重要である。脳転移病変が限局している場合には、放射線治療で制御が可能な場合も多いが、全身に病変の拡がりがある場合には、治療方針が異なる。また、転移性脳腫瘍の治療方針の選択には、症候性か否か、転移病変の個数、頭蓋外の病変制御の状態など、様々な因子が影響を与えることが知られている。近年分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療も一般的となり、化学療法・外科治療・放射線治療を合わせた集学的治療も変化してきているが、薬剤やそれらの組み合わせによって転移性脳腫瘍への治療効果が異なることが知られており、的確な治療薬の選択も必要となる。本セッションでは転移性脳腫瘍に対する集学的治療の工夫を各施設で発表・議論頂き、より質の高い医療の提供を目指したい。
32) 臓器別ワークショップ 35: 骨転移治療のための診療科間協力体制の構築
がん治療の発展によりがん患者様の生存率は緩やかではあるが着実に上昇している。それに伴い骨転移等をはじめとしたがんによる運動器の障害と共存する期間も長くなっている。がん治療に携わる医師として骨転移は避けて通れない事象である。しかし、骨転移の治療には診療科横断的なアプローチが必要であり、診療科間のコミュニケーションが不足すれば不十分な治療が行われるリスクがある。本企画では骨転移診療を日々行っている先生方をお招きしてキャンサーボード、脊椎転移、放射線治療、がんロコモ・リハ、緩和治療の観点から骨転移を持つ患者様が少しでも苦痛なく生きるための議論を行いたいと考えている。
領域横断的ワークショップ(公募・一部指定)
33) 領域横断的ワークショップ 01: リキッドバイオプシーが変えるがん医療
これまでのがん診療では侵襲的に採取された腫瘍組織による病理学的検討でがんの存在診断がなされてきた。一方、より低侵襲性で採取可能な体液検体 (血液、尿、胸腹水など)に含まれる核酸、タンパク質、代謝産物、エキソソームなどを解析することでがんの存在診断のみならず治療反応性、予後までも予測しうる新規バイオマーカーとしてリキッドバイオプシーが近年非常に注目されている。本セッションでは、リキッドバイオプシーに関する最新の知見ならびにそのデータが今後のがん医療に与える影響について示していただきたい。
34) 領域横断的ワークショップ 02: がんの微小環境を考える
がんはがん細胞のみならず、線維芽細胞や内皮細胞、様々な免疫担当細胞から構成されている。それらはがんの微小環境を構成し、がんの進展や浸潤に大きな影響を与えていることが明らかになってきた。がんを構成するがん細胞以外の様々な細胞の動態に着目し、その制御により新たながんの治療を開発する研究が進んでいる。がんの克服にむけて、がんの微小環境について基礎研究から臨床応用にいたるまで活発な議論を行っていただきたい。
35) 領域横断的ワークショップ 03: 神経内分泌腫瘍の基礎と臨床
神経内分泌腫瘍は比較的まれ疾患ではあるが、全身の臓器に発生し、それぞれ予後も違う。近年ではWHO分類の改定やガイドラインの改定が行われ、各臓器における治療方針もコンセンサスを得るようになってきた。また、さまざまな分子標的治療薬も使用可能となり、2021年6月にはペプチド受容体放射性核種療法も本邦にて承認され、治療法が広がったといえる。このセッションでは神経内分泌腫瘍における基礎研究から臨床研究にいたる話題を広く公募し、議論を行っていただきたい。
36) 領域横断的ワークショップ 04: 腸内細菌叢からがんを考える
ピロリ菌感染、肝炎ウイルス、パピローマウイルスなど感染症が発がんに関与することはよく知られている。近年、腸内細菌の研究法の進歩によって外的な病原菌ではなく宿主に定着している腸内細菌叢が様々な病態に関与していることが明らかになってきた。腸内細菌叢が発がん、腫瘍免疫、治療効果などに強く影響しうるという多くの研究成果が報告されている。本セッションでは、腸内細菌叢ががんの病態に与える影響に関する最新の知見について示していただきたい。
37) 領域横断的ワークショップ 05: がん薬物療法の効果を最適に評価する画像診断の現状
がん薬物療法の効果判定は、CTによるRECISTで評価するのがスタンダードであるが、昨今の免疫治療の進歩により形態のみではなく、腫瘍の代謝および腫瘍微小環境など様々な観点からの画像評価の最適化が求められている。腫瘍の代謝の観点からはPET画像による評価、免疫治療の観点からはirRECISTなど従来の手法をアレンジする形で効果判定の手法が変遷を迎えている。将来的に人工知能による画像評価により治療による腫瘍の変化を最適に確認できる手法が進歩していく可能性が期待されている。本セッションでは、がん薬物療法による効果をCT,MRIによる形態からデジタル化する手法、PETによるmetabolic activityを可視化することによる早期の効果判定の可能性、また、AIなど先進的な手法を用いて画像診断による治療効果を予測する技術など、多方面からのエビデンスと臨床データを発表していただく。
38) 領域横断的ワークショップ 06: がん遺伝子パネルに基づいた臓器を超えた薬物療法
がんの病態、原因となる遺伝子異常が明らかとなるとともに、それをターゲットとした分子標的薬の開発、臨床応用が進んでいる。これまでの抗がん薬は、臓器ごとの保険承認であったが、同一遺伝子異常が複数がん種の発生に関わることが判明し、NTRK阻害薬のように臓器の壁を超えて保険承認された分子標的薬も登場している。がんゲノム医療では、他のがん種では使用可能でも当該がん種では保険適用外のため使用できない薬剤がエキスパートパネルで提示されるケースがしばしばある。現在、患者申出療養制度による利用、新規薬剤、適用拡大をめざした治験、臨床試験が行われている。今後がん遺伝子パネル検査の普及とともに、臓器横断的な薬剤使用が可能となることが期待される。遺伝子パネル検査の現状と問題点、その結果に基づいた薬物療法のあり方、課題について議論する場としたい。
39) 領域横断的ワークショップ 07: がん治療におけるトランスレーショナルリサーチの新展開
免疫療法や遺伝子パネル検査の保険収載によって、がん医療は大きく変貌を遂げようとしている。本セッションでは、これらに続くがん診療の診断ツールや治療法の適応に向けた新たな基礎的研究やすでに臨床試験が開始されているテーマについて、各施設の取り組みをご発表いただきたい。分子生物学的研究からの応用をはじめ、リキッドバイオプシー、オミックス解析など、次の新たながんの臨床に繋がるトランスレーショナルリサーチに関する発表を期待する。
40) 領域横断的ワークショップ 08: がんの進展・浸潤に関与する新たな分子生物学的マーカーの開発
分子生物学的マーカーは、がんのリスク評価、スクリーニング、診断と鑑別、予後予測、治療反応性の予測、病勢モニタリングと、多岐に渡り用いられる極めて重要な指標である。近年、分子生物学的マーカーを用いた早期診断法の開発や個別化医療への応用も進められている。分子生物学的マーカーの中でも、特にがんの進展や浸潤に関与するものは、初期から末期までがんの進行においてさまざま役割を担っていることが示されている。本ワークショップでは領域横断的な視点から、がんの進展や浸潤に関わる新しい分子生物学的マーカーの開発に関して、基礎・臨床での様々な観点から、各領域における最新の知見、及び臓器の垣根を超えた、白熱した討論をいただきたい。
41) 領域横断的ワークショップ 09: がん患者における栄養評価・炎症反応と術後短期・長期予後
近年、がん患者における低栄養・炎症反応亢進と術後合併症や予後との関連は広く認識され、免疫栄養学的指標が数多く報告されている。しかしながら、それら栄養指標が示す病態の基礎的なメカニズムや、栄養学的評価の適切なタイミング、実際の周術期免疫栄養学的介入が短期・長期予後を改善するのかという点については不明な点も多い。本ワークショップでは、種々のがん種における栄養指標や免疫炎症反応に関する基礎的研究、免疫栄養学的介入についての臨床的検討、施設独自の周術期栄養管理の取り組みとその成果、栄養介入に関する臨床試験などについて幅広く発表いただき、実際の予後向上につながる栄養管理の確立を目指した活発な討論を行いたい。
42) 領域横断的ワークショップ 10: がん患者における妊娠・出産
がんサバイバーシップの課題の中で、小児、思春期・若年がん患者における妊娠・出産の問題は、がん治療の進歩とともに重要性が増している。我が国においては、本学会による「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン」が2017年に上梓された後、日本がん・生殖医療学会による妊孕性温存治療症例の登録システムも整備されつつある。がん治療と生殖医療という専門性の異なる領域の連携が必要な妊孕性温存療法の普及・均てん化により、令和3年4月から、小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業が開始されている。さらに小児がん経験者や妊孕性温存療法後の妊娠・出産のリスクについても知見が蓄積しつつある。本ワークショップでは、がん患者における妊娠・出産における課題について我が国の体制整備の現状や最新の知見に基づき議論を行う。
43) 領域横断的ワークショップ 11: 放射線治療後潰瘍の予防と治療
放射線治療はがん治療において重要な役割を担っているが、照射後潰瘍を生じると治療に難渋し、がん患者のQOLを低下させる.急性期潰瘍のみならず、慢性潰瘍では長期にわたり徐々に進行する周囲組織の変性が原因となり正常な創傷治癒の機序が働かず、治療に抵抗を示し難治化することが多い。放射線の治療効果を担保しつつ潰瘍形成を予防する放射線科医の配慮・工夫が重要である。難治化した潰瘍に対する治療では、患者の容体や予後を考慮した手術的加療をはじめ、軟膏治療や細胞治療を含めた保存的加療を駆使した横断的治療を検討する必要がある。本ワークショップでは放射線潰瘍予防策をはじめ潰瘍に対する手術的加療、軟膏や細胞治療を含めた保存的加療について議論する。
44) 領域横断的ワークショップ 12: 抗がん剤および分子標的治療薬における副作用対策
がん薬物療法は日々進歩を遂げ、年間100を超える新薬が登場する一方で、多種多様な薬剤を扱う臨床の場では、これまでにない多彩な副作用への対策が迫られている。有効ながん薬物治療を患者に安全に提供し、「信頼と絆に基づくがん医療」を行うためには、適正な予防策、そして副作用が生じた際の早期診断による重症化の回避が鍵となる。例えば免疫チェックポイント阻害薬の登場によりがん治療に大きな変化がもたらされた一方で、有害事象はより複雑で神経・筋障害や内分泌障害など免疫関連有害事象、薬剤性間質性肺炎など、迅速な対応を要する場合も少なくない。がん薬物療法を専門とする医療従事者だけではなく、家庭医や処方箋薬局との情報共有、なにより患者自身が早期の副作用を疑う症状について理解していることが重要となる。本セッションでは抗がん剤、分子標的薬に関する副作用対策や早期発見の取り組みなど、幅広い見地からの発表を期待する。
45) 領域横断的ワークショップ 13: がんチーム医療における薬剤師の関わり -外来化学療法における診察前面談とタスクシフト-
抗がん剤の種類の増加に伴い、さまざまな副作用が現れるようになるなど、抗がん剤治療は複雑になってきている。また近年免疫治療が急速に普及し特有の副作用の出現に留意しなければならず、薬剤師の薬の専門家として役割が増してきている。抗がん剤治療におけるチーム医療において専門家の立場から、治療開始時の意思決定を含めて患者にわかりやすく抗がん剤の説明をし、随時副作用が現れていないか確認するなど患者サポートを行うことや、抗がん剤治療を適正に行えるよう医師が処方した内容を確認することは薬剤師の重要な役割のひとつであり、その役割は複雑化してきている。このセッションではがんチーム医療における薬剤師の関わりについて議論していただきたい。
47) 領域横断的ワークショップ 15: QOL向上を目指した緩和医療・緩和ケア
がんによる心身の痛みを適切な対処で軽減する緩和ケアは、治療法の進歩によるがんと共生する時間の延長により、より重要性を増してきている。また、がんの闘病生活において患者のQOLを考慮することが非常に大切であり、がんの進行に伴い出現する食欲不振や下痢、嘔吐、出血や貧血などのさまざまな不快な症状、進行がん・末期がんの患者を苦しめるがんの痛みなどを取り除き、患者の生活の質の維持に努める必要がありまる。このセッションではQOL向上を目指した緩和医療・緩和ケアの実際について議論していただきたい。
48) 領域横断的ワークショップ 16: 希少がんの治療戦略
希少がんは発生頻度が低く、症例が少ないために、十分な臨床データやエビデンスが存在しない。そのため、他のがん種に比べて診断・治療など診療上の課題が多く残っている。また、希少がんには200種類近くもの異なるがんが含まれており、その内訳は、骨軟部肉腫、悪性脳腫瘍、皮膚腫瘍、眼腫瘍、悪性中皮腫、副腎がん、神経内分泌腫瘍、原発不明がんなど実に多岐にわたる。これら希少がん症例に対して良好な治療成績を得るためには、多診療科が枠を越えて綿密に連携し、個々の症例に応じて横断的な集学的治療を行うことが極めて重要である。このセッションでは、各施設で行っている希少がんの治療戦略について活発に討論していただきたい。
49) 領域横断的ワークショップ 17: 免疫チェックポイント阻害剤の併用療法
免疫チェックポイント阻害薬は、免疫チェックポイント分子またはそのLigandに結合し、免疫抑制シグナルを阻害することで、T細胞を活性化してがん細胞を攻撃する治療である。従来の抗がん薬とは異なる作用を持つ薬剤であり、再発・難治例でも長期間効果が持続する症例が存在する反面、過剰な免疫反応により全身のあらゆる組織・臓器におこり得る免疫関連有害事象への対応も重要である。再発・難治例に対する単剤療法に加えて、最近では細胞障害性抗がん薬、分子標的薬等複数の薬剤との併用療法も行われ、がん種によっては初回治療から使用可能となっている。治療成績向上が望めるなど期待も大きい一方、免疫関連有害事象のみならず、併用薬による副作用にも適切に対応する必要がある。このセッションでは、現在行われている併用療法の現状と問題点について理解を深める機会としたい。
50) 領域横断的ワークショップ 18: がん治療におけるサルコペニアとフレイルの意義
世界的に高齢化が進む中で、がんの罹患率は増加しており、新たにがんと診断される患者における高齢者の割合も上昇している。また、がんの診断・治療・支持療法の発展により、高齢者に対して積極的な集学的治療が可能なケースも見受けられる。高齢者に限らず、がん患者は均質な集団に属しているわけではないため、年齢のみならず、栄養状態、生理・身体機能、併存疾患、認知・精神状態、支援環境など様々な側面から患者個人の健康状態を把握することが、適切な治療選択のために重要である。本ワークショップでは、がん治療における栄養と身体機能の評価としてサルコペニアおよびフレイルに焦点を当てる。様々ながん種におけるサルコペニア・フレイルに関する基礎的研究、サルコペニア・フレイルとがんの進展や予後との関連についての腫瘍学的検討、栄養状態・身体機能改善を目指した介入、施設独自のサルコペニア・フレイル予防の取り組みとその成果などについて幅広く発表いただきたい。
51) 領域横断的ワークショップ 19: がんリハビリテーションにおける最近の動向
がんのリハビリテーションにおいては、従来手術後の障害や治療の有害事象・後遺症に対する問題が主に扱われてきた。近年では治療に伴う合併症や有害事象の軽減の目的のみならず、治療前や治療中の対応、療養支援やその後の就労支援など、がん患者に影響を及ぼす幅広い問題に対してもニーズは急速に拡大している。さらに高齢がん患者の増加に伴いサルコペニアやフレイル症例が増加してきており、それらの患者に対するリハビリテーションの重要性が指摘されているところである。がんのリハビリテーションについてはQOLの改善だけでなく治療効果を高める効果や長期予後の改善効果も報告されている。また、施行において多種職が関わるチーム医療の重要性が指摘されている。本セッションではがんのリハビリテーションの実際の施行方法や期間、その効果やあり方について各施設の経験を発表して頂きたい。
52) 領域横断的ワークショップ 20: がん患者を地域で支える -地域連携・多職種連携のさらなる推進-
地域の実情に応じた質の高いがん薬物療法を提供するためには、がん患者が安心して医療を受ける体制を構築し、患者にとって身近でわかりやすい医療を実現していくことが重要である。そのためには、地域連携や多職種連携の更なる充実が求められる。また、在宅医療を担う医療機関との切れ目のない医療提供体制の構築等も必要である。地域で在宅医療を担う医療機関や訪問看護等と拠点病院等との医療連携、病院と保険薬局の薬剤師が双方に連携し患者のシームレスな薬学的介入を行う薬薬連携、さらに口腔ケアの重要性から医科歯科連携など、地域連携や多職種連携が広まっている。本セッションでは、がん患者を地域で支え、安心して治療を受ける体制の構築を目的として、地域連携や多職種連携の現状と今後のさらなる推進について議論する機会となれば幸いである。医師、歯科医師、薬剤師、看護師などの地域での先進的な取り組みを紹介していただきたい。
53) 領域横断的ワークショップ 24: オリゴ転移にどう対応するか?-手術療法、放射線療法、薬物療法の最適化-
遠隔転移を有する固形がんの標準治療は薬物療法であるが、転移病巣に対する外科的切除や放射線治療は様々な病態において行われ、QOLの向上のみならず生存率向上への寄与も示されてきた。特に最近では、オリゴメタに対する局所療法の追加が予後の改善に寄与することが示され、遠隔転移に対する局所治療追加の意義が盛んに検討されるようになった。また、免疫チェックポイント阻害薬など薬物療法の進歩とともに、進行がんの患者でも長期生存が期待されるようになり、そのような患者に対する局所療法追加の免疫学的意義も再考されるようになった。一方、ロボット手術や高精度放射線治療技術の進歩により、局所療法追加による患者への侵襲は極めて低くなっている。本セッションではオリゴメタに対する外科的切除や放射線治療など局所療法の意義、さらには遠隔転移を有する進行がんにおける原発巣への局所治療の意義等について議論を深めていただきたい。
※ 演題登録画面上には「54)その他 上級演題公募」の選択肢がございますが、現在該当セッションはございませんので、選択はできません。
※ 46) は欠番です。

 

 

一般演題カテゴリー
(1) 登録専門科別
01 内科 06 整形外科 11 小児科 16 臨床病理
02 外科 07 口腔外科 12 麻酔科 17 精神神経科
03 産婦人科 08 眼科 13 脳神経外科 18 緩和医療科
04 放射線科 09 耳鼻咽喉科 14 形成外科 19 薬学
05 泌尿器科 10 皮膚科 15 基礎医学 20 看護学

 

(2) 研究領域:臓器種別
01 小児 09 大腸・小腸 17 前立腺・男性生殖器
02 脳神経 10 肝臓 18 内分泌
03 11 胆嚢・胆道 19 皮膚
04 口腔 12 膵臓 20 骨軟部
05 頭頸部 13 肺・縦隔・胸膜 21 造血器・リンパ
06 乳腺 14 子宮 22 NET(神経内分泌腫瘍)
07 食道 15 卵巣 23 希少遺伝子変異がん
08 胃・十二指腸 16 腎・尿路・膀胱 24 その他

 

(3) 研究領域:手法別
01 疫学・予防 16 内視鏡手術 31 がん看護
02 病理 17 化学療法 32 リハビリテーション
03 基礎腫瘍学 18 分子標的治療 33 患者支援・サバイバーシップ
04 ゲノム・遺伝子 19 内分泌・ホルモン療法 34 がん生殖医療
05 腫瘍免疫 20 免疫療法 35 地域連携
06 診断 21 移植・細胞療法 36 医療経済
07 遺伝子診断 22 遺伝子治療 37 医療政策
08 イメージング 23 放射線治療 38 医療機器・医療工学
09 感受性試験 24 IVR
(Interventional radiology)
39 再生医療
10 バイオマーカー 25 局所療法 40 AI
11 トランスレーショナル
リサーチ
26 集学的治療 41 医療データサイエンス
12 臨床試験 27 支持療法 42 COVID-19
13 ガイドライン 28 緩和医療 43 その他
14 内視鏡治療 29 QOL -  
15 手術療法 30 チーム医療 -  

 

優秀演題・最優秀演題

一般演題の中から優秀演題を選出し、更に優秀演題の中から最優秀演題を選出いたします。最優秀演題に選出された演題には、プレナリーセッションで口演発表(英語または日本語)をお願いします。
演題登録時に応募の有無をご登録ください。
上級演題公募にご登録の場合も、上級演題で不採択時に一般演題に応募を希望される場合は応募可能です。

  • 演題登録時に優秀演題に「応募する」を選択した一般演題の中から抄録に基づき厳正な審査の上で選考します。
  • 優秀演題に選出された場合、日本語抄録でご登録されている方は、発表後に英語抄録の提出が必要となります。
  • 優秀演題は、学会HPに掲載されます。
    一般向けページ:演者名、所属機関、抄録
    会員向けページ:演者名、所属機関、抄録および発表スライド

 

Young Oncologist Award

60回学術集会では、一般演題の中から40歳以下の会員医師限定で、「Young Oncologist Award」を選出いたします。演題登録時に応募の有無をご登録ください。
応募される場合は生年月日のご登録が必要です。
上級演題公募にご登録の場合も、上級演題で不採択時に一般演題に応募を希望される場合は応募可能です。

  • 演題登録時にYoung Oncologist Awardに「応募する」を選択した演題の中から、抄録に基づき厳正な審査の上で選考します。
  • 2022年3月31日時点で40歳以下の会員を対象とします。
  • 「優秀演題・最優秀演題」に選出された演題は、この賞を受賞することは出来ません。
  • 受賞演題は、学会HPに掲載されます。
    一般向けページ:演者名、所属機関、抄録
    会員向けページ:演者名、所属機関、抄録および発表スライド

 

Medical Staff Award(医師以外)

60回学術集会では、看護師、薬剤師、放射線技師、理学療法士、作業療法士などの医師以外のメディカルスタッフの方からの一般演題を対象に「Medical Staff Award」を選出いたします。

  • ご登録の際選択された職種から対象演題の抄録を厳正な審査の上で選考します。
    演題登録時に応募希望有無の選択等は不要です。
  • 「優秀演題・最優秀演題」「上級演題」に選出された演題は、この賞を受賞することは出来ません。
  • 受賞演題は、学会HPに掲載されます。
    一般向けページ:演者名、所属機関、抄録
    会員向けページ:演者名、所属機関、抄録および発表スライド

 

アンコール演題について

本会ではアンコール演題を募集し、アンコールセッションを設けます。
アンコール演題募集の詳細についてはこちらをご確認ください。

 

演題の採否とプログラム編成

演題採否は会長に一任させていただきます。演題申込みの際の希望分野に沿えない場合もありますが、あらかじめご了承ください。

 

演題の採否、発表形式と日時の確認方法

演題の採否、発表の形式と日時は、8月下旬頃に学術集会運営事務局 演題担当(jsco2022-ab@congre.co.jp)から、ご登録いただいたE-mailアドレス宛に電子メールでご連絡いたします。

 

採用された演題の著作権

採用された演題の抄録、及び、学術集会招聘者がご提出された抄録の著作権は、日本癌治療学会に帰属しますのでご了承ください。また、これらの抄録は日本癌治療学会のホームページに掲載されます。

 

演題投稿システム

演題登録開始後、情報の途中保存はできませんので、予めご了承の上、ご登録ページへお進みください。

オンライン演題投稿システム

 

 

演題登録に関するお問合せ

お問合せ先: 運営事務局 演題担当
株式会社コングレ九州支社
〒810-0001 福岡市中央区天神1-9-17-11F
TEL: 092-716-7116(受付:平日10:00-17:30)
E-mail:jsco2022-ab@congre.co.jp
※ 緊急時以外のお問合せはメールにてお願いいたします。