がん患者・支援者プログラム
第58回学術集会「がん患者・支援者プログラム」への応募にあたっては、以下の内容をご確認の上ご応募いただきますようお願い申し上げます。
開催概要 今年度のPALプログラムはウェブ開催となります。
会期 | 2020年10月22日(木)~23日(金)の 2日間 |
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会場 | ビデオ会議システム Zoom(以下 Zoom) |
会長 |
弦間 昭彦(日本医科大学 学長)
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学会テーマ | 技術と心:Humanity-Centered Technology |
はじめに ~必ずお読みください~
日本癌治療学会は、がんの予防、診断及び治療に関する研究の連絡、提携及び促進を図り、がんの医療の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展及び人類の福祉に寄与することを目的とする学術団体です。学術集会はその中心となる事業で、1年間の研究の成果を互いに発表し、議論し、さらなるがん治療の進歩を期する重要な会です。
その学術集会において、がん患者、支援者のみなさんと共に考え、役割を分担し、本邦のがん治療をよりよいものとするため、第47回学術集会からペーシェント・アドボカシーに関するPALプログラムを開始いたしました。みなさんに、学術集会参加の門戸を開き、参加支援をするもので、参加支援については、学会員の年会費を中心とした学会経費によって行われています。
PALプログラムは、第47回から数えて11年の間に、 PAL委員会を設置し運営企画を担当、 PALの意味を「Patient Advocate Leadership」と位置づけ、リーダーシップ養成のためのプログラムとすること、よりレベルの高いプログラムや学術集会プログラムへの参加の希望に応えるコースとしてアドバンスコースの新設など、順調に発展して参りました。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、学術集会自体の開催の有無やその方法について、学会事務局等で慎重に検討を重ねた結果、第58回では、ウイルス感染の予防をより優先し、PALプログラムはウェブ上での開催に限定するという方針になりました。それでも、PALプログラムワーキンググループ(WG)を中心に充実したPALプログラムとすべく準備をしております。Web開催となったことから日程については2日間に凝縮してプログラムを構成しました。次項から成ります募集要項をご確認のうえ、奮ってご応募ください。なお、ウェブ開催にともないプログラム内容や参加コース等、例年開催内容と変更がありますのでご留意ください。
がん治療に関する学術的な情報を積極的に収集し、また、PALプログラム参加者のみなさんとの交流を深め、今後の活動に活かしていただくことを期待しております。
なお、学術集会プログラム内容は当然、高度専門的なものとなりますし、まだ確定的でないものも含まれます。学術集会本来の意味をご理解いただきますようお願いいたします。
以下、プログラムの応募にあたって、最低限ご理解いただきたいことを記載しております。必ず目を通し、理解をした上での応募をお願いいたします。
本プログラムの目的
(1)がんの患者さん・ご家族を支援する団体運営者または個人が、内外のがん医療に関する知識と最新の情報を得ていただくこと。
(2)学会で得た知識や最新の情報をもとに、ご自身の活動地域や領域において、日本のがん医療やがんの患者さん・ご家族の支援の質を向上させるための活動のリーダーとしてご活躍いただくこと。
※「がん患者・支援者プログラム」が目指すリーダーとは以下のような方をさします。
①広い視野と深い探求心をもって学ぶことができるリーダー
②立場を超えて協働でき、患者・家族のために行動し、その声を届けることができるリーダー
応募期間
応募資格
本会における「PAL」はPatients Advocate Leadershipを意味し、本プログラムはリーダーシップを養成するためのプログラムです。そのために、下記の応募資格を設けております。本プログラムの趣旨をご理解いただき、下記をご確認のうえご応募ください。
①学術集会参加後に、学術集会で得た知識や最新情報をもとに、ご自身の活動地域や領域において、日本のがん医療やがん患者さん・ご家族の支援の質を向上させるための活動を行っていただくこと
②がんの患者さん・ご家族を支援する団体運営者または個人であること
*営利目的、営利活動として患者さんやご家族を支援している団体、個人は参加できません。
*医療関連企業にご勤務の方はPAL参加できない場合があります。
③特定の治療法、代替療法、健康食品等を推奨する団体の運営者または個人でないこと
④特定の政治団体、宗教団体を支持する団体の運営者または個人でないこと
⑤反社会勢力との関わりがないこと
⑥応募フォームに記載された「学術集会に参加するにあたりお守りいただきたいこと」を必ず守ること
上記応募資格をお守りいただけない場合は、選考後であっても参加取り消しをお願いする場合や、次年度以降のPAL参加をお断りする場合がありますので、ご了承ください。
※医療従事者等の応募について
医師・歯科医師・医療関係者・企業・メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・放射線技師・理学療法士・作業療法士等の医師以外の医療従事者)でPALプログラムに応募される場合は、患者・家族あるいは患者会等の活動者としての立場での参加となります。PAL必須プログラムへの参加などのPAL参加ルールを順守していただきます。
参加コース
今年度は昨年までのようなタイプA・B・Cではなく以下のような参加コースに変更されております。それぞれのコースで参加条件が異なり、コース毎に参加必須プログラムがあります。コース毎で参加可能プログラムも異なりますのでご注意ください。
それぞれの参加条件、参加必須プログラム、コースの特徴をよくご確認のうえ、ご応募ください。
*アドバンスコース/ベーシックコースの特徴は次のとおりです。
PALプログラムに2回以上参加された方向け
参加型セッションとポスターセッションに発表者としてご参加いただきます。
本学会のPALプログラムに初めて及び2回目の参加の方向け(2回目以上参加の方も可)
PALの基礎を学ぶために、参加必須セッションを設けたコースです。
*アドバンスコース、ベーシックコースともに、参加必須プログラムにご参加いただけない場合は、コースの修了条件を満たしていないと判断される場合があります。
*学会本体の学術集会プログラムのうち、PAL参加者がウェブ聴講できるものは学会開催後に配信されるプログラムの中でPAL参加者の視聴が許可されたものに限ります。具体的なプログラムについては、学会ホームページやメール連絡等で連絡します。また、当日のオリエンテーションでもご説明いたします。
当学会(ウェブ開催限定)のPALプログラムの見学を主体とするコースです。今までの経験によらず、当学会PALプログラムを見学していただくことを目的に開設されました。本コースではPALプログラム以外のプログラム(学会本体のプログラム)は視聴できません。
アドバンスコース | ベーシックコース | PALビジターコース | |
オリエンテーション | 10月22日(木) 9:30~10:00 |
10月22日(木) 9:30~10:00 または 10月23日(金) 9:30~10:00 |
10月22日(木) 9:30~10:00 または 10月23日(金) 9:30~10:00 |
参加必須プログラム | PALセミナー1・2・3 ラウンドテーブルディスカッション ポスターセッション |
PALセミナー1・2・3 Meet in PAL ポスターセッション (参加する日に開催されるもの) |
PALセミナー3 Meet in PAL ポスターセッション (参加する日に開催されるもの) |
聴講できる学会本体プログラム | 学会後にWeb配信されたプログラムのうち許可されたものすべて | なし | |
ポスター発表 | 有り(ベーシックは希望者) | なし | |
終了後レポート提出 | 有り | なし | |
終了後アンケート提出 | 有り |
①第58回日本癌治療学会学術集会のPALプログラム全日程に参加できること
②オリエンテーション(10月22日(木)9:30~10:00)に参加できること
③参加必須プログラムに参加できること(表1参照)
④PAL ポスターセッションでポスター発表を行えること(ウェブで発表・討論します)
⑤学術集会参加後に所定のレポートを提出すること
⑥終了後にアンケートを記載し提出すること
①第58回日本癌治療学会学術集会のPALプログラムのうち、1日以上参加できること
②オリエンテーション(10月22日(木)9:30~10:00または10月23日(金)9:30~10:00)に参加できること
③参加必須プログラムに参加できること(表1参照)
④学術集会参加後に所定のレポートを提出すること
⑤終了後にアンケートを記載し提出すること
- ポスター発表について
詳細は、9月7日(月)17時までに登録されたポスター抄録(1,000文字以内)を審査し、採択された方にお知らせします。 - 応募方法
ポスター発表ご希望の方は、1,000文字以内の抄録をお書きいただき、マイページから抄録をご登録ください。 - 優秀ポスター賞表彰について
優秀ポスター賞3題(最優秀賞1題、優秀賞2題)と新設しましたベストオーディエンス賞の選考については以下の通りです。優秀ポスター賞は抄録と事前送信されたポスターに基づき患者連携・PALプログラムワーキンググループによる審査で選考し、PALセミナー3で発表の機会が与えられます。ベストオーディエンス賞はポスター発表当日に会場でのPAL参加者等によるウェブ投票により選考します。選考されたポスターについては、発表ポスターを学会ホームページでご紹介します。 - ポスター発表テーマ(次の中からお選びください)
①臨床試験 ②がん教育 ③サバイバーシップ ④就労支援 ⑤ピアサポート
⑥がん相談 ⑦(がん)情報の提供 ⑧予防と啓発 ⑨緩和ケア ⑩患者教育
*ただし、参加回数が3回以下の方は、上記に加えて「⑪ご自身(ご所属団体)の活動紹介」でも発表していただけます。 - その他
- 引用・参照した資料は、引用元を明記する。
- ポスター作成の規定から逸脱したもの、抄録と明らかに内容が違うものについては、修正もしくは撤回を求めることがある。
- 個人的な情報の記載等については(写真等も含む)必ず同意を得ること。
①第58回日本癌治療学会学術集会のPALプログラムのうち1日以上参加できること
②オリエンテーション(10月22日(木)9:30~10:00または10月23日(金)9:30~10:00)に参加できること
③参加必須プログラムに参加できること(表1参照)
④終了後にアンケートを記載し提出すること
助成金について
今回はウェブ開催のため助成金の支給はございません。参加登録費は免除となります。
応募方法
以下の[新規登録]ボタンより、応募フォームに必要事項( アドバンスコース、ベーシックコースは、300~500字以内の「活動歴」「企画案」、ビジターコースは「応募動機」もございます )をご入力の上ご登録ください。
ベーシックコースとビジターコース応募の方で活動歴がない方は「応募動機」をお書きください。
新規登録 ※アドバンスコースとベーシックコースの受付は終了しました
※全ての受付を終了しました
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選考方法
(1) | 選考委員会による選考が行われます。構成は以下のとおりです。 第58回日本癌治療学会学術集会 日本癌治療学会社会連携・PAL委員会 日本癌治療学会患者連携・PALプログラムワーキンググループ |
(2) | 選考にあたっては、上記各応募資格を満たしている応募者を対象として、オンライン登録された内容をもとに選考を行います。 |
(3) | 応募フォームに記載された個人情報等については、本プログラムの選考および日本癌治療学会からの連絡に使用いたします。 |
(4) | 選考委員に対して、本選考に関するお問合せを直接・間接的に行うことはご遠慮ください。 |
(5) | 選考結果は、アドバンスコース・ベーシックコースは2020年9月中旬頃に、PALビジターコースは10月初旬頃に、メールにて通知し、後日参加者の手引きをメールにてお送りいたします。 |
(6) | 学術集会後に配信されるPALプログラム以外の学術集会プログラムについては、アドバンスコース・ベーシックコースの参加者はPAL視聴可能プログラムに限り視聴可能ですが、PALビジターコースは視聴できません。 |
(7) | 上記ルールおよび別途設ける「Zoomによるウェブ参加のご案内」をお守りいただけない場合は、本要項をご理解いただけないものとし、選考の対象外となりますので予めご理解ください。 |
担当
第58回日本癌治療学会学術集会
日本癌治療学会社会連携・PAL委員会 患者連携・PALプログラムワーキンググループ
委員長 | 冨田 尚裕 |
副委員長 | 佐々木 治一郎 |
委 員 | 有賀 悦子、江口 英利、押川 勝太郎、柏葉 匡寛、谷野 裕一、田畑 務、松浦 一登、 山田 岳史、山本 幸子、渡邊 清高 |
患者委員 | 岸田 徹、竹内 香、西舘 澄人、野田 真由美、古谷 浩、三好 綾、 矢後 綾子、山田 富美子 |
問合せ先
株式会社コンベンション リンケージ内
〒102-0075 東京都千代田区三番町2
TEL:03-3263-2359(平日 10:00~17:00) FAX:03-3263-8693
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