がん患者・支援者プログラム
第59回学術集会「がん患者・支援者プログラム」への応募にあたっては、以下の内容をご確認の上ご応募いただきますようお願い申し上げます。
- 当日に関する案内 ※PALプログラム参加者はこちらをご確認ください。
- 開催概要(日時、場所、会長、学会テーマ)
- はじめに
- 本プログラムの目的
- 応募期間
- 応募資格
- 参加コースの特徴とウェブ開催時の参加条件
- Zoomによるウェブ参加について
- 助成金について
- 応募方法
- 選考について
- 日本癌治療学会 社会連携・PAL委員会 患者連携・PALプログラムWG
- 問合せ先
開催概要 今年度のPALプログラムはウェブ開催となります。
会期 | 2021年10月21日(木)~23日(土)の 3日間 |
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会場 | ビデオ会議システム Zoom(以下 Zoom) |
会長 |
林 隆一(国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 副院長)
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学会テーマ | 形、機能、命を守る |
はじめに ~必ずお読みください~
日本癌治療学会は、がんの予防、診断及び治療に関する研究の連絡、提携及び促進を図り、がんの医療の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展及び人類の福祉に寄与することを目的とする学術団体です。学術集会はその中心となる事業で、1年間の研究の成果を互いに発表し、議論し、さらなるがん治療の進歩を期する重要な会です。
その学術集会において、がん患者、支援者のみなさんと共に考え、役割を分担し、本邦のがん治療をよりよいものとするため、第47回学術集会からペーシェント・アドボカシーに関するPALプログラムを開始いたしました。みなさんに、学術集会参加の門戸を開き、参加支援をするもので、参加支援については、学会員の年会費を中心とした学会経費によって行われています。
PALプログラムは、第47回から数えて12年の間に、 PAL委員会を設置し運営企画を担当、 PALの意味を「Patient Advocate Leadership」と位置づけ、リーダーシップ養成のためのプログラムとすること、よりレベルの高いプログラムや学術集会プログラムへの参加の希望に応えるコースとしてアドバンスコースの新設など、順調に発展して参りました。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、学術集会自体の開催の有無やその方法について、学会事務局等で慎重に検討を重ねた結果、第59回では、ウイルス感染の予防をより優先し、PALプログラムはウェブ上での開催に限定するという方針になりました。それでも、PALプログラムワーキンググループ(WG)を中心に充実したPALプログラムとすべく準備をしております。募集要項をご確認のうえ、奮ってご応募ください。なお、今年は 3日間の開催で、プログラム内容や参加コースなどに変更がありますのでご留意ください。
PALプログラムは、がん治療に関する学術的な情報を積極的に収集していただくこと、プログラム参加者の皆さん相互の交流を深め、今後の活動に活かしていただくことを目的としております。
参加者個人が、自身や家族の治療のために特定の内容を学ぶことや、医療者に助言やセカンドオピニオンを求めることを目的としてはいないことをご理解の上、ご参加ください。なお、学術集会プログラム内容は当然、高度専門的なものとなりますし、まだ確定的でないものも含まれます。学術集会本来の意味をご理解いただきますようお願いいたします。
以下、プログラムの応募にあたって、最低限ご理解いただきたいことを記載しております。必ず目を通し、理解をした上での応募をお願いいたします。
本プログラムの目的
(1)がんの患者さん・ご家族を支援する団体運営者または個人が、内外のがん医療に関する知識と最新の情報を得ていただくこと。
(2)学会で得た知識や最新の情報をもとに、ご自身の活動地域や領域において、日本のがん医療やがんの患者さん・ご家族の支援の質を向上させるための活動のリーダーとしてご活躍いただくこと。
※「がん患者・支援者プログラム」が目指すリーダーとは以下のような方をさします。
①広い視野と深い探求心をもって学ぶことができるリーダー
②立場を超えて協働でき、患者・家族のために行動し、その声を届けることができるリーダー
応募期間
応募資格
本会における「PAL」はPatients Advocate Leadershipを意味し、本プログラムはリーダーシップを養成するためのプログラムです。そのために、下記の応募資格を設けております。本プログラムの趣旨をご理解いただき、下記をご確認のうえご応募ください。
①PALプログラムの各コースに決められた総てのプログラムに参加できること
②学術集会参加後に、学術集会で得た知識や最新情報をもとに、ご自身の活動地域や領域において、日本のがん医療やがん患者さん・ご家族の支援の質を向上させるための活動を行っていただくこと
③がんの患者さん・ご家族を支援する団体運営者または個人であること
*営利目的、営利活動として患者さんやご家族を支援している団体、個人は参加できません。
④特定の治療法、代替療法、健康食品等を推奨する団体の運営者または個人でないこと
⑤特定の政治団体、宗教団体を支持する団体の運営者または個人でないこと
⑥反社会勢力との関わりがないこと
上記応募資格をお守りいただけない場合は、選考後であっても参加取り消しをお願いする場合や、次年度以降のPAL参加をお断りする場合がありますので、ご了承ください。
※医療機関や医療関連企業にご勤務の方の応募について
医師・歯科医師・医療関係者・企業・メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・放射線技師・理学療法士・作業療法士等の医師以外の医療従事者)や医療関連企業にご勤務の方、学術集会に参加される場合は、原則それぞれの職種に応じた一般枠での参加となります。PALプログラムに応募される場合は、本プログラムの趣旨をご理解いただいた上で、患者・家族あるいは患者会等の活動者としての立場での参加となります。PAL必須プログラムへの参加などのPAL参加ルールを順守していただきます。
なお、ご応募の内容によりましては、ご勤務内容の確認や利益相反 (COI) に関する報告の依頼などをさせていただく場合もございますので、ご了承ください。
参加コースの特徴とウェブ開催時の参加条件
それぞれのコースの特徴、参加条件、参加必須プログラムをよくご確認のうえ、ご応募ください。
本学会のPALプログラムに初めておよび2回目の参加の方向け(3回目以上参加の方も可)
PALの基礎を学ぶために、参加必須セッションを設けたコースです。また今回からラウンドテーブルディスカッション入門編を開設し、模擬倫理審査委員会の基本を学びます。
①第59回日本癌治療学会学術集会のPALプログラムのうち、10月21-22日に1日以上と、ラウンドテーブルディスカッション入門編、及びポスター発表者は10月23日に参加できること
②オリエンテーション(10月21日(木)または10月22日(金))に参加できること)
但し、2日目のオリエンテーションに参加される方は1日目のプログラムには参加できません
③参加必須プログラムに参加できること(表1参照)
④学術集会参加後にアンケートと所定のレポートを提出すること
PALプログラムに2回以上参加された方向け
ラウンドテーブルディスカッション上級編にご参加いただきます。
①第59回日本癌治療学会学術集会のPALプログラムのうち、10月21-22日に1日以上と、ラウンドテーブルディスカッション上級編、及びポスター発表者は10月23日に参加できること
②オリエンテーション(10月21日(木)または10月22日(金))に参加できること)
但し、2日目のオリエンテーションに参加される方は1日目のプログラムには参加できません
③参加必須プログラムに参加できること(表1参照)
④学術集会参加後にアンケートと所定のレポートを提出すること
*参加必須プログラムにご参加いただけない場合は、コースの修了条件を満たしていないと判断される場合があります。(参加必須プログラムは、表1参照)
*学術集会後に配信されるPALプログラム以外の学術集会プログラムについては、PAL視聴可能プログラムに限り視聴可能です。具体的なプログラムや視聴方法については、学会ホームページやメール等で連絡します。また、当日のオリエンテーションでもご説明いたします。
ベーシックコース | アドバンスコース | |
オリエンテーション | 必須(10月21日(木)または10月22日(金)) | |
PALセミナー1・2・3 | 必須(参加する日に開催されるもの) | |
Meet in PAL | 必須(参加する日に開催されるもの) | 希望者 |
ラウンドテーブルディスカッション入門編 | 必須(参加する日のどちらかに1回) | 希望者 |
ラウンドテーブルディスカッション上級編 | 希望者は見学可 | 必須 |
ポスター発表 | 希望者 | |
ポスターセッション | 希望者(発表者は可能な限り参加) | |
聴講できる学会本体プログラム | 学会後にWeb配信されたプログラムのうち 許可されたものすべて |
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終了後レポート提出 | 必須 | |
終了後アンケート提出 ※ | 必須 | |
懇親会 | 希望者 |
※PALプログラムに関するアンケートとは別途、学術集会後に聴講したオンデマンド配信の学会本体プログラムに関するアンケートを提出していただきます。このアンケート結果は、会長はじめ学会の先生方にご覧いただけるようにします。
・ラウンドテーブルディスカッション上級編(10月22日)
・ポスター発表(10月23日)
・ポスターディスカッション(10月23日)
テーマに沿って、活動報告や課題、今後の取り組み等について発表していただきます。
今回のウェブ開催では、アドバンスコース、ベーシックコース、いずれも希望される方はどなたでもポスター発表にご応募いただけます。
- 作成の規定について
- 宗教的なものではない
- 商業的なものではない
- 個人情報について適切に扱われている
- 事前に提出された抄録の内容と齟齬や逸脱がない
- 発表について
音声付きの発表スライド( Power Point )を登録していただきます。
枚数は、タイトル1枚+利益相反( COI )1枚+内容6~10枚。
1演題の発表時間は、質疑応答を含め10分前後の予定です。
発表スライドの作り方や提出方法などの詳細は、9月3日(金) 17時までに登録されたポスター抄録を審査し、採択された方にお知らせします。
- 応募方法
ポスター発表ご希望の方は、抄録をお書きいただき、マイページからご登録ください。
タイトル100文字以内。目的、方法、結果、考察などからなる本文1000文字以内で構成してください。抄録は、場合によっては修正を求めることがあります。
なお、採択された演題の抄録の著作権は日本癌治療学会に帰属します。
活動歴・企画案
見本抄録見本1 抄録見本2 - 優秀ポスター賞表彰について
優秀ポスター賞3題(最優秀賞1題、優秀賞2題)とベストオーディエンス賞の選考については以下の通りです。
優秀ポスター賞は抄録に基づき患者連携・PALプログラムワーキンググループによる審査で選考し、PALセミナー3で発表の機会が与えられます。
また、最優秀ポスター賞は一般プログラム内の社会連携・PAL委員会企画シンポジウムで発表していただきます。
ベストオーディエンス賞はポスター発表当日に会場でのPAL参加者等によるウェブ投票により選考します。
- テーマ(アドバンスコース、ベーシックコース、いずれの応募者も、次の中からお選びください)
①臨床試験 ②がん教育 ③サバイバーシップ ④就労支援 ⑤ピアサポート ⑥がん相談
⑦(がん)情報の提供 ⑧予防と啓発 ⑨緩和ケア ⑩患者教育 ⑪活動紹介 ⑫コロナ関連
※テーマは、メインテーマ(必須)とサブテーマを選択することができます。
例:活動報告-がん教育- - その他
- 引用・参照した資料は、引用元を明記してください。
- ポスター作成の規定から逸脱したもの、抄録と明らかに内容が違うものについては、修正もしくは撤回を求めることがあります。
- 著作権、肖像権の扱いに注意してください。インターネット経由の著作物の送信については、著作者に無断での使用はできません。発表者自身の責任のもと、許諾を得てください。個人的な情報の記載等については(写真等も含む)必ず同意を得てください。
Zoomによるウェブ参加について
画面をオン、ミュートを解除できる環境でご参加ください。詳細は、後日メールにてお送りします「参加者の手引き」の「Zoomによるウェブ参加について」をお読みください。
助成金について
今回はウェブ開催のため助成金の支給はございません。参加登録費は免除となります。
応募方法
以下の[新規登録]ボタンより、応募フォームに必要事項( 300~500字以内の「活動歴」「企画案」)をご入力の上ご登録ください。
活動歴は、所属会の活動歴ではなく、ご自身の活動歴をお書きください。ベーシックコース応募の方で活動歴がない方は「応募動機」をお書きください。
新規登録 | ||
※全ての受付を終了しました
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選考について
(1) | 選考委員会による選考が行われます。構成は以下のとおりです。 第59回日本癌治療学会学術集会 日本癌治療学会社会連携・PAL委員会 日本癌治療学会患者連携・PALプログラムワーキンググループ |
(2) | 選考にあたっては、上記各応募資格を満たしている応募者を対象として、オンライン登録された内容をもとに選考を行います。 |
(3) | 応募フォームに記載された個人情報等については、本プログラムの選考および日本癌治療学会からの連絡以外には使用しません。また、ご登録いただいた個人情報は厳重に管理いたします。 |
(4) | 選考委員に対して、本選考に関するお問合せを直接・間接的に行うことはご遠慮ください。 |
(5) | 選考結果は、2021年9月中旬頃に、メールにて通知し、後日参加者の手引きをメールにてお送りいたします。 |
尚、選考後に、やむを得ない理由により出席できない場合には、必ず本プログラム運営事務局にご連絡ください。
日本癌治療学会社会連携・PAL委員会
日本癌治療学会患者連携・PALプログラムワーキンググループ
委員長 | 冨田 尚裕 |
副委員長 | 佐々木 治一郎 |
委 員 | 有賀 悦子、江口 英利、押川 勝太郎、柏葉 匡寛、谷野 裕一、田畑 務、松浦 一登、 山田 岳史、山本 幸子、渡邊 清高 |
患者委員 | 岸田 徹、竹内 香、西舘 澄人、野田 真由美、古谷 浩、三好 綾、 矢後 綾子、山田 富美子 |
問合せ先
日本コンベンションサービス株式会社
〒100-0013 東京都千代田区霞が関 1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
TEL:03-3508-1214 FAX:03-3508-1302
E-mail: